東京ボスストーリー

2014/05/07(Wed) ボスストーリー
橋本 英治

東京ボスストーリー〜ありきたりなことしか言わない人に使える、たった一つのビジネススラング編〜

<あらすじ>

新規事業を任されたのにも関わらず、

いつもと既存のフレームで考えて、既存と同じアイデアしか浮かばない。

そんな悩みはありませんか?

今日はそんな時にこそ、合い言葉にしてほしいスラングをお送りします。

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「そこをどうか!!!!」

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「弊社の商品を使ってください!」

<人物紹介>
彼の名前はタクマ。ごく普通の社会人で、得意技は“おじぎ”。
彼の“おじぎ”で、あまたの仕事をゲットしてきた。

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「じゃんけんの4つ目を開発したんです!」

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「世界が変わるんです!!」

お得意の土下座。

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「一生のお願いです!!」

てっぺんと、靴底だけで支えられている、“おじぎ” 。

さんてん

「どうか、、、!!!え!いいんですか!?ありがとうございます!今から御社に伺います!」

ファイナルウェポンの、三点倒立。
タクマは“おじぎ”によってまた一つ仕事を獲得した。

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「・・・・。」

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「Boy! Why were you dancing with talking on the phone?」

<人物紹介>
彼女の名前はサブリナ。英語しか話せない謎に包まれた女性。
彼女の日本にきた目的は一体何なのか。彼女が誰なのか、誰も知らない。

サブリナは、「なぜ踊りながら電話するの?」
と問いかけている。

確かにこの電話での“おじぎ”にこだわっている人はタクマぐらいのものだ。

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「あちゃー、タクマ流おじぎ見られちったか。」

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「あ、ボスから着信だ」

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「いや〜お疲れさまです!ボス!どうしましたか!?」

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「おう、タクマ。そいつスパイだから俺にかわって。」

<人物紹介>
彼はその見た目だけでボスと言われている。ボスは東京のどこかに現れては、英語が出来ない誰かを救うスパイダーマンのような存在だ。身長は195センチという圧倒的なプロポーションを誇る。

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「え、スパイって槇原敬之のSPYですか?いきなりだし意味がよくわからないし、どこかで見てるんでしょうが、分かりました。」

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「、、、ボスが。」

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「Hello?」

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「Think,,,」

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「Think,,,?」

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「Think outside the box.」
(型にハマるな。)

ボスが伝えたかったのは、
既にある箱(既成概念)の中で考えるのではない。
自分の想像力で考えるのだ、ということなのだろう。

型にハマっていたら、ボスも公衆電話の中で携帯電話で電話しないはずだ。

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「It’s so cool,,,!」

サブリナはボスの一言にメロメロになってしまったようだ。

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「All right, take Action Now! I will go to see the boss.」

最初から箱から考えたら、電話の向こうのボスとは会えない。
しかし、タクマの携帯を持っていったら会える。
サブリナは既成概念をとっぱらい駆け出した。

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「ちょいちょい〜!!」

End.

<今日の使えるフレーズ>

今日のビジネスで使えるスラングは、
「Think outside the box.」
(型にハマるな。)
です。

英語が公用語の会社も増えてくると同時に、
型にハマらないアイデアも求められる世の中。

そんなときこのスラングをヘビロテしましょう。

(例)
部下「I made the proposal.」
(企画書作りました。)
あなた「…Hey! Think outside the box!」
(…おいおい!型にはまって考えるなよ!)

(例②)
部下「I will study English in the United States.」
(私はアメリカで英語留学をしようと思っています。)
あなた「TOB(Think outside the box)!You should use the School With if you learn English.」
(はい、アメリカ留学でました〜!英語留学なら、スクールウィズを使うべきだよね。)

「型にハマった」ということは、「パクリ」とも言えます。
そこから転じて、「はい、でた〜!(それみんな同じこと言っているよ)」と訳すことも可能です。そして、使い易いように、「TOB」と略しちゃいましょう!
部下がありきたりな企画をもってきたら、「はいTOB〜!」と言ってあげましょう!

<次回のボスストーリーは、、、>

「日本人はなんでマスクをするの?という問いから考えるビジネススラング」です!
日本では特に、町中がマスクマンで溢れています。
そんな光景にびっくりされる外国人の方も多いです。
その理由を外国人にスラングでキメて、強引にビジネスに応用しちゃいましょう。

前回のブログ「「忍者はどこにいますか?」という問いに返事するたった一つの方法」はコチラ!!

<スラングとは>

特定のエスニック集団、職業、年代、生活環境、ライフスタイル、趣味、嗜好を共通にする集団の中でのみ通用する隠語、略語、俗語のこと。
byウィキ

<メンバー>

タクマ役:詫摩友彦
1989年大分県出身。
法政大学時東京大分間を自転車で横断。
大学卒業後番組制作会社入社。
脱サラ後世界一周×PRを実行するが一時中止。お米を選ぶ文化をつくる為に「ごはんのおとも」を立ち上げる。ローンチまで爆速中。ごはんおとものWebデザインを主に担当している。趣味はアウトドア(旅、自転車、山登り)。4月にアジア(タイ・インド)へ出発。
タクマさんのFacebookページはこちら!

外国人女性役:Sabrina Sayin
トルコ出身の24歳。日本のアニメが好きで、日本での生活を始める。現在は、モデル、タレントとして活動している。出演番組は、TBSテレビ『世界の日本人妻を見た!』、テレビ朝日『お願い!ランキング』、日本テレビ『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』等。
SabrinaさんのFacebookページはこちら!

ボス役:北山剛
1981年東京出身。
柔道をやり続けている傍ら、お菓子作りが趣味。人間は見た目じゃないを体現する32歳。とりあえず今回はボランティアなので楽しませて頂きました☆ありがとうございました。
ボスのFacebookページは、、、、不明です。

カメラマン:天川夏希
1990年千葉県出身。
明治学院大学英文学科卒業。現在、保育士資格を持つフォトグラファー。
人物写真を得意とし、都内を中心にフリーランスで活動中。
旅×写真団体「Photripper」のメンバーとして、写真のチカラで旅を応援する。南国が大好き。野外フェスが大好き。HAPPYなことが大好き。
天川カメラマンのFacebookページはこちら!

<ブログ概要>

このブログは、「外国人女性に英語で話しかけられる」様々なシチュエーションに、日本国民を代表してたくまが悩ませられるストーリーです。そこにボスが神出鬼没に現れ、悩めるたくまを救い出すというお決まりの流れです。読者の皆さんがイケてる英語の言い回しを覚えて、かつ英文法も学べる、毎週日曜日更新の新感覚な英語学習ブログです。

<あの風貌でなぜボスは英語がデキルのか?>

そこには今、大学生は勿論、企業研修等でも話題の格安マンツーマンレッスンを受けられるフィリピン留学が咬んでいるとか、咬んでいないとか。
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この記事を書いた人
橋本 英治 ディレクター

九州の佐賀県出身。法政大学を卒業後、人材系ベンチャーに入社。現在は自身のプロジェクト「ごはんのおとも」を立ち上げつつ、School Withではボスストーリーのディレクターを務める。

東京ボスストーリーとは

このブログは、「外国人女性に英語で話しかけられる」様々なシチュエーションに、
日本国民を代表してたくまが悩ませられるストーリーです。
そこにボスが神出鬼没に現れ、悩めるたくまを救い出すというお決まりの流れです。
読者の皆さんがイケてる英語の言い回しを覚えて、かつ英文法も学べる、毎週更新の新感覚な英語学習ブログです。

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