フィリピンでキャッシュカードがATMに吸い込まれた時の対処法 ～Metro Bank編〜

私が大学生の頃(10年前）、セブ島の隣の島にあるドゥマゲッティで1年間過ごしました。その頃は、フィリピンで英語学ぶ日本人はいたものの、ほんの数名。来ている人のほとんどが日本の大学の交換留学制度を利用して、フィリピンで学んでいました。
1年間の留学中に特に大きな問題もなく帰国してきたのに…..
たった2週間しかない出張で、ハプニングに…..

(弊社代表の太田が撮っていたその時の写真。私は慌てすぎで写真を撮られていることにも気づかず。)

なんとATMにキャッシュカード(クレジット一体型ではありません）が吸い込まれてしまいました！！
カードが吸い込まれても次の人は普通にATMを利用できます。私はそこでもかなり焦りましたが、普通のようです。

ということで、「吸い込まれて」から「キャッシュカードを受け取る」までをまとめてみました。フィリピンではキャッシュカードが吸い込まれることがあるという記事は目にするのですが、実際に吸い込まれてしまった私。こんな体験をシェアすることで、一人でも多くの人が万が一の事態でも慌てないで貰えればと思います。

①先ず、どこのATMに吸い込まれてしまったか説明できるようにATM番号を控える

ATMに＃が書かれているので、そこの部分を写メ撮ると＃を言うだけ、見せるだけで良いのでとっても楽↓こんな感じです。

②銀行の平日営業時間は9:00-16:00までなので、営業時間内なら取りあえずATMから一番近くにあるMetro Bankへ行く。

③Metro Bankの支店で、今後どうすれば良いか調べて教えてくれる。

④ひたすら待つ！

吸い込まれたATMからカードを回収(回収日が決まっているようです）して、ATMを管轄しているMetro Bankに届くには数日かかる。待つしかない。ちなみにITパークのATMでカードを吸い取られた場合、オスメニアサークルにあるロビンソンの横のMetro Bankが管轄している支店でした。

④担当者からの連絡を待つ or 直接確認しに行く

キャッシュカードが支店に届く日にちは、決まっているが、何時に届くかわからないで、銀行に来る前に届いたかどうか確認の連絡を下さいと言われた。幸い私の場合は、担当者がとても親切な方で私のキャッシュカードが届いたらSMSメール(テキスト）してくれると言ってくれました。

⑤銀行にカードを取りに行く

月曜日の10:00くらいにカードが届いたので取りに来てくださいとのメールが届いた。(メールをくれると言っていたことを周りの人に話すと、フィリピン人だからメールは来ないと思った方がいいよ。しかし、普通にメールしてくれました。担当の女性がしっかりしていたんだと思いますが、フィリピン人だから怪しいということは一概に言えないと思いました。日本人だから絶対に安心といこともないし… 人によるんですね。）

⑥ID(私はパスポートを持参）をもって銀行へ行く。

⑦IDに記載されたものと同じ署名をする（漢字なら漢字で署名）

⑧無事にキャッシュカードを取り戻す。

私は、木曜日に吸い込まれて、翌週の月曜日に取り戻すことが出来ました。もしその間に帰国だった場合はどうするんだろう？そう考えると不幸中の幸いでした。セブには両替所も沢山あり、ATMでお金を引き出す時に手数料を考えると、そんなに長期で無いのであれば現金で持っていく方がいいのかなぁとも思います。勿論、お金を持って行って何かあっても自己責任なのでその辺の管理をしっかりすることが大切ですが…。

◆番外編◆～そして、カードを受け取った後、もう一度敢えて挑戦してみました～
理由：ATMに原因があるのか、私のカードが悪かったのか検証したいという理由から。もし吸い込まれても管轄している支店内に併設されたATMで試せばその日のうちに取り戻せるとのことだったので・・・・

結果：再度吸い込まれてしまいました。

３０－４０分ぐらいで出てくるとのことでした。ただそれを待っていると次の学校のアポに間に合わないので、16:00までに銀行に戻り、その日中ににカードを取り戻すことが出来ました。日本でも普通に使っているカードで、帰国後も日本でふつうに使えているので、相性が悪かったのか…。ただ随分前に作ったキャッシュカードなので、新しいカードを再発行してもらい、次回の出張に備えます。そして必ず次回も挑戦します。