東京ボスストーリー

2014/04/13(Sun) ボスストーリー
橋本 英治

東京ボスストーリー~日本人がブックカバーをつけるたった一つの理由~

<登場人物>

タクマ:お調子者だが、英語をしゃべれない。
外国人美女:日本に来ていて間もなく、英語しかしゃべれないが、積極的に日本人に疑問をたたきつける。
ボス:東京のどこかに出没すると言われているが、正体は謎につつまれている。

<あらすじ>

日本人はほとんどの人がブックカバーをして本を読みます。
しかし、海外ではちょっと違うみたいです。
今回はタクマが、公園で本を読んでいたところに、
外国人女性が現れ、、、

ブックカバー1

「僕は、一週間でamazonで注文する本の数は、500冊。「生粋の読書家」、なんて言われてると思うよ。」

ブックカバー2

「幼稚園の時からドラッガーから、かいけつゾロリまで幅広く読んできた習慣はもう治らない。」

ブックカバー4

「といっても、今日はそんな持ってきてないが、、、」

ブックカバー5

「ど〜れ〜に〜し〜よ〜う〜か〜な〜」

ブックカバー6

「た〜く〜ま〜さ〜ま〜の〜ゆ〜と〜、、、!!」

ブックカバー7

「っり!!!!」

ブックカバー8

ブックカバー9

「お前にきめた!お前、ラッキーだね、おれに読んでもらえるんだからな!」

ブックカバー11

「♪」

だいぶ良本を引き当てたようだ。
タクマはインスピレーションを大切にし、
ビビッとこない要素があればすぐに捨ててしまうことも珍しくない。
特に、匂いや紙質で判断している。

ブックカバー12

「・・・っつ!」

ブックカバー14

「苦しいっ!苦しいっ!」

色んなジャンルを読んできた読書家が、
笑い苦しくなる程の本、実に気になるところだ。

「Excuse me!」

ブックカバー16

後ろからそれは聞こえた。

ブックカバー17

、、、ハッ!!

ブックカバー18

外国人女性がタクマを覗いていたのだ。

ブックカバー19

急にタクマの本を入れてきたバックパックを持ち上げ、、、

ブックカバー21

「YES!」

急にタクマの横に腰掛けてきた。

ブックカバー23

「What are you reading now?」

通りすがりの外国人女性が、
何を読んでいるのか気になったみたいだ。

ブックカバー24

「おっと。こいつぁ、みせないぜー?」

ブックカバー25

「OKOK! But why are you putting on the book cover!?」

なんで、ブックカバーをしているのですか、
と尋ねているようだ。

日本人はブックカバーをする人がとても多いのだが、
海外ではカバーをしないのかもしれない。

ブックカバー27

「とても難しい本なので、読むのは難しいと思いますし!」

タクマはどうしても、自分の本の中身がバレるのが嫌らしい。

画像28

、、、。

画像29

「Hello?」

質問待ちをしている外国人女性。
シビレ切らし始め、イライラしている様子だ。

ブックカバー28

すると、タクマは寝たふりをしてごまかした。
デストロイ加工のデニムが気になって仕方ない。

ブックカバー29

ザッ、、、

ブックカバー30

ザッ、、、、!

ブックカバー32

ブックカバー33

ブックカバー31

photo-2

「Because we are SHINOBI.」

なぜなら私たちは「忍び」だから。

いきなり登場したボスは、
どこで会話を聞いていたのか。
ボス、それは「忍び」そのままだった。

ブックカバー35

「I wonder about being SHINOBI of you tonight.」

ブックカバー36

「We will do DORON.」

ブックカバー37

「Syu Syu Syu Syu!!!」

ブックカバー39

「読んでいる本がバレるなんて、、、忍びない!!!」

シュシュシュにより、
ブックカバーが吹き飛び何を読んでいるのかバレてしまった、、、。

End.

<今日の使えるフレーズ>

今日のBOSSもシビれましたね。
さて、今日の使えるフレーズはコチラ↓↓
「Because we are SHINOBI」
「なぜなら私たちは忍びだから。」

日本人は、言いたいことを言えなかったり、
一見恥ずかしがりやみたいな行動することが他の国より多いみたいです。
そのポイントを外国人から質問されることも少なくないと思います。
そういう時に使うべき、いかにもジャパン的キーワードが「忍び」です。

(例)
外国人「Why Japanese do you make a mask?」
(なぜ日本人はマスクをするのですか?)
日本人「Because I am SHINOBI.」
(忍びですので。)
海外ではマスクをする日本人の姿に驚く人も多いみたいです。
これはもう完璧「忍び」文化ですね。
もう「忍び」以外の何ものでもないです。
マスクを使って人から忍んだその結果、風邪からも忍ぶことが出来ているのです。

<文法の学び>

前回に引き続き、「5文型」を教えていきます。
まず「5文型」とは⇒以前の解説ブログ

●文章の構成要素

S:主語
V:述語
C:補語(主語や目的語を補うもので、形容詞や名詞が当てはまる)
O:目的語(動詞に対して「何を?」にあたるもので、名詞が当てはまる)

●「5文型」の掟

①SV(SがVする)
②SVC(S=C)
③SVO(SはOをVする)
④SVO①O②(SはO①にO②をVする)
⑤SVOC(SはO=CをVする)

今回は①にいくと見せかけて、やっぱり①SV(SがVする)を解説します!

今回もサブリナさんのセリフから
「I wonder about being SHINOBI of you tonight.」
この中の、
「I wonder about being SHINOBI of you.」
が実は①SV(SがVする)であります。
文章をいつも通り、解体しましょう。

I(S) wonder(V) about〜.


となります。
以前にも解説しましたが、aboutは前置詞。
前置詞は、後ろに名詞または動名詞をとって、
副詞の働きをします。

この場合、about〜は、副詞として動詞である、wonderにかかっています。
なので、
「Sは、about〜をVする」となり、
「私は、〜と考えているところだ」という訳になります。

(例)
I(S) go(V) to school every day.
(私は学校にいきます。)

goは自動詞なので、前置詞〜で補ってあげなければなりません。
to〜が副詞の働きをして、goを修飾しています。
何気なくつかっている、goという単語も、
こういう成り立ちになっていることが分かれば、英語が面白くなると思います。

以上、①SV(SがVする)の説明でした!

次回も引き続き文型をやってまいります。
それではまた来週!!!
Coming soon!

<次回のボスストーリーは、、、>

「日本に自動販売機が置いておけるたった一つの理由」です!
海外には自動販売機がとても少ないです。
もしも、日本で「なぜ日本には自動販売機があるのか」を聞かれたら、
粋な答えをかえせますか?

前回のブログ「日本人が生卵を食べるたったたった一つの理由編」はコチラ!!

<メンバー>

タクマ役:詫摩友彦
1989年大分県出身。
法政大学時東京大分間を自転車で横断。
大学卒業後番組制作会社入社。
脱サラ後世界一周×PRを実行するが一時中止。お米を選ぶ文化をつくる為に「ごはんのおとも」を立ち上げる。ローンチまで爆速中。ごはんおとものWebデザインを主に担当している。趣味はアウトドア(旅、自転車、山登り)。4月にアジア(タイ・インド)へ出発。
タクマさんのFacebookページはこちら!

外国人女性役:Sabrina Sayin
トルコ出身の24歳。日本のアニメが好きで、日本での生活を始める。現在は、モデル、タレントとして活動している。出演番組は、TBSテレビ『世界の日本人妻を見た!』、テレビ朝日『お願い!ランキング』、日本テレビ『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』等。
SabrinaさんのFacebookページはこちら!

ボス役:北山剛
1981年東京出身。
柔道をやり続けている傍ら、お菓子作りが趣味。人間は見た目じゃないを体現する32歳。とりあえず今回はボランティアなので楽しませて頂きました☆ありがとうございました。
ボスのFacebookページは、、、、不明です。

カメラマン:天川夏希
1990年千葉県出身。
明治学院大学英文学科卒業。現在、保育士資格を持つフォトグラファー。
人物写真を得意とし、都内を中心にフリーランスで活動中。
旅×写真団体「Photripper」のメンバーとして、写真のチカラで旅を応援する。南国が大好き。野外フェスが大好き。HAPPYなことが大好き。
天川カメラマンのFacebookページはこちら!

<ブログ概要>

このブログは、「外国人女性に英語で話しかけられる」様々なシチュエーションに、日本国民を代表してたくまが悩ませられるストーリーです。そこにボスが神出鬼没に現れ、悩めるたくまを救い出すというお決まりの流れです。読者の皆さんがイケてる英語の言い回しを覚えて、かつ英文法も学べる、毎週日曜日更新の新感覚な英語学習ブログです。

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この記事を書いた人
橋本 英治 ディレクター

九州の佐賀県出身。法政大学を卒業後、人材系ベンチャーに入社。現在は自身のプロジェクト「ごはんのおとも」を立ち上げつつ、School Withではボスストーリーのディレクターを務める。

東京ボスストーリーとは

このブログは、「外国人女性に英語で話しかけられる」様々なシチュエーションに、
日本国民を代表してたくまが悩ませられるストーリーです。
そこにボスが神出鬼没に現れ、悩めるたくまを救い出すというお決まりの流れです。
読者の皆さんがイケてる英語の言い回しを覚えて、かつ英文法も学べる、毎週更新の新感覚な英語学習ブログです。

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