東京ボスストーリー

2014/03/23(Sun) ボスストーリー
橋本 英治

東京ボスストーリー~路上喫煙をしない日本人編~

このブログは、「外国人女性に英語で話しかけられる」様々なシチュエーションに、日本国民を代表してタクマが悩ませられるストーリーです。そこにボスが神出鬼没に現れ、悩めるタクマを救い出すというお決まりの流れです。今回のテーマは、「なんで日本人は路上喫煙をしないの?」です。

<登場人物>

タクマ:お調子者だが、英語をしゃべれない。
外国人美女:日本に来ていて間もなく、英語しかしゃべれないが、積極的に日本人に疑問をたたきつける。
ボス:東京のどこかに出没すると言われているが、正体は謎につつまれている。

<あらすじ>

日本ではタバコを室内で吸って、外では吸わないのが普通。
場所によっては、外では禁止されているところもあります。
しかし、外国ではちょっと違うみたいです。
今日もタクマが渋谷のとある喫煙所でタバコを吸っていました。

タクマさん

「もう卒業式か、、、。春じゃねえかよ」

タクマが「春」に言及するのは初めてのことだ。「春」に思い入れでもあるのだろうか。

タクマさんっ

「、、、やめてくれよ、、、。」

どうかしたのだろうか。「春」を嫌煙しているようにうかがえる。
いや、しかし、もしかしたらそれは照れ隠しかもしれない。

タクマ、とにもかくにも一体何があったのだ。

タクマさんの着火

「春」

そういってタバコに火を灯す、タクマ。

タクマさんが吐き出した

「ね、、、、。」

宙に煙を吐くタクマ。
それと同時に心の声も吐き出すのだろうか。タクマの心には、何かがいる。

タクマさんの渋顔

「ちょーときついかも、、、な。」

心の中のなにかが言わせてくれない。

そんな辛さをタクマは今、味わっているのだろう。
もはやこちらは吐き出すことなんて望みはしない。
そのタバコを思いっきり吸ってくれ。

お決まりのシーン

「ん、、、?」

煙の先に、ブロンドの髪の色をした美女をみた。こっちに近づいてくる。

ほぼ逆ナンですよね

「Excuse me. In Japan, Why do you smoke only at smoking area?」

なぜ日本では、喫煙所でしかタバコを吸ってはいけないのか、と尋ねてきた。
海外では、屋内では受動喫煙させないように気をつけるが、屋外ならその心配もなく吸っているようだ。

タクマさんは、4月後半からタイとインドに行くそうです

「Everyone is here!!」

エブリワンイズヒア。たしかにそう言い放った後で、煙を吐いた。

サブリナさんは、テレビにも出ているので是非見てください

「、、、」

外国人美女は一瞬何が起こったか把握できず、とまどっている。

不自然すぎる右奥の人、僕ですかね

多くの通行人に「ハムスター」と言われてたボスでした

巨漢の男、ボスが近づく。

このシーンは多くの非日常要素がつまっていてやばいです

Because the force is with us.

なぜなら、フォースと共にあるからだ。

フォース(Force)とは、、、
アメリカ映画「スター・ウォーズ・シリーズ」に登場する架空のエネルギー帯。生命体から無機質まであらゆるものを包んで満たしており、未来を予知する力、他人の心を操る力、触れずに物を動かす力などのジェダイやシスの超常的な能力の源となっている。

この本だいぶデカいですが、ボスの手の中では小さく見えてしまいます

日本では、フォース(副流煙)に敏感な人を、フォースによって傷つけることについては厳しい。

日本のジェダイ(フォースを扱える者)は、その大いなる能力であるフォースを、常に「ダークサイド」に使われる(受動喫煙をさせてしまう)ことがないよう、気をつけているのだ。

サブリナさんはトルコ出身です

「Using the Force, what are you thinking about?」

誘う目でこちらを見つめる外国人美女。

そのフォースを使って、何をしようと考えているの?

誘拐シーン

「Top secret.」

そう言ってボスは外国人美女の肩に手を回した。

このシーン、ブログのタイトルの画像に使っています

タクマくん、この後むせてました

「春一番だ、、、」

ボスにニヤっとされて、タクマは慌ててタバコを一気に3本点けた。
ボスは、春一番のごとく散らかして、そっと夜の街に消えて行った。

End.>

<今日の使えるフレーズ>

今日のボスもシビれましたね。
さて、今日の使えるフレーズはコチラ↓↓
【Because the force is with us.】
「なぜなら、私たちはフォースと共に在るから。」

「フォースをダークサイドで使わない」ということは簡単に言ってしまうと、「気を遣う」ということです。日本は「おもてなし」で有名ですから、人に「気を遣う」ことで外国人から質問されることは多々あるのではないでしょうか。

<例>
外国人「Why do you do service so carefully?」
(なんでそんなに丁寧に接客してくれるのですか?)
日本人「Because the force is with us.
(フォースと共に在りますので。)

純粋にかっこいいですよね。
本来のフォースには、未来を予知する能力もあります。日本人は「きっとあのお客様は喉がもうすぐ乾くな」ということを、相手の顔からフォースの力を使って予知し、ドリンクのオーダーを聞きに行きます。そうすることでお客様にとっての快感をどんどんフォースで生み出していきます。というか、もはや、フォースなしでは全てのサービス業を始め、社会では生きていけないのです。

<文法の学び>

同じくBOSSが使ったフレーズの中から、「〜について考える」というワードです。

「Using the Force, what are you thinking about?
think about 〜=〜について考える
think about」というワードなど、何気なく使って、意味もほとんどの人が知っていますが、それがどう成り立っているかを知っている人は意外にも少ないです。今回はこの当たり前なワードを分析することで、きちんとした英文の成り立ちを理解します。

まず、「think」「about」で品詞が違うので分けましょう。

think:動詞。thinkは他動詞と自動詞があります。
(※他動詞と自動詞の違いはいずれ説明します)
この場合は、自動詞なので、「考えている内容」を後ろにとりません。

about:前置詞。後ろに名詞をとって、「about 名詞」が、形容詞か副詞の働きをします。
「think」⇦「about 名詞」:「about 名詞」が副詞となって、thinkという動詞を修飾しています。
(※副詞は、名詞以外を修飾します。例えば、「彼は無限プチプチをいつも持ち歩きます。」この場合は、「いつも」が「持ち歩きます」の動詞を修飾。)

品詞の役割と5文型は最初のうち必ずマスターしましょう!
Coming soon! Yes!

<次回のボスストーリーは、、、>

日本人はランチの時、自慢の財布を見せびらかすかごとく、財布を手に持って歩きます。
そんな時に、「外で財布持ち歩いて大丈夫?」とタクマ君が外国人に話しかけられます。
もちろんタクマ君に英語が分かるはずなどなく、、、。

前回のブログはコチラ!!

<メンバー>

タクマ役:詫摩友彦
1989年大分県出身。
法政大学時東京大分間を自転車で横断。
大学卒業後番組制作会社入社。
脱サラ後世界一周×PRを実行するが一時中止。お米を選ぶ文化をつくる為に「ごはんのおとも」を立ち上げる。ローンチまで爆速中。ごはんおとものWebデザインを主に担当している。趣味はアウトドア(旅、自転車、山登り)。4月にアジア(タイ・インド)へ出発。
タクマさんのFacebookページはこちら!

外国人女性役:Sabrina Sayin
トルコ出身の24歳。日本のアニメが好きで、日本での生活を始める。現在は、モデル、タレントとして活動している。出演番組は、TBSテレビ『世界の日本人妻を見た!』、テレビ朝日『お願い!ランキング』、日本テレビ『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』等。
SabrinaさんのFacebookページはこちら!

ボス役:北山剛
1981年東京出身。
柔道をやり続けている傍ら、お菓子作りが趣味。人間は見た目じゃないを体現する32歳。とりあえず今回はボランティアなので楽しませて頂きました☆ありがとうございました。
ボスのFacebookページは、、、、不明です。

カメラマン:天川夏希
1990年千葉県出身。
明治学院大学英文学科卒業。現在、保育士資格を持つフォトグラファー。
人物写真を得意とし、都内を中心にフリーランスで活動中。
旅×写真団体「Photripper」のメンバーとして、写真のチカラで旅を応援する。南国が大好き。野外フェスが大好き。HAPPYなことが大好き。
天川カメラマンのFacebookページはこちら!

<ブログ概要>

このブログは、「外国人女性に英語で話しかけられる」様々なシチュエーションに、日本国民を代表してたくまが悩ませられるストーリーです。そこにボスが神出鬼没に現れ、悩めるたくまを救い出すというお決まりの流れです。読者の皆さんがイケてる英語の言い回しを覚えて、かつ英文法も学べる、毎週日曜日更新の新感覚な英語学習ブログです。

<あの風貌でなぜボスは英語がデキルのか?>

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この記事を書いた人
橋本 英治 ディレクター

九州の佐賀県出身。法政大学を卒業後、人材系ベンチャーに入社。現在は自身のプロジェクト「ごはんのおとも」を立ち上げつつ、School Withではボスストーリーのディレクターを務める。

東京ボスストーリーとは

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日本国民を代表してたくまが悩ませられるストーリーです。
そこにボスが神出鬼没に現れ、悩めるたくまを救い出すというお決まりの流れです。
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