東京ボスストーリー

2014/03/30(Sun) ボスストーリー
橋本 英治

東京ボスストーリー~財布を手に持ってランチに出かける日本人編~

このブログは、「外国人女性に英語で話しかけられる」様々なシチュエーションに、日本国民を代表してタクマが悩ませられるストーリーです。そこにボスが神出鬼没に現れ、悩めるタクマを救い出すというお決まりの流れです。今回のテーマは、「なんで日本人は財布を手に持ってランチに行くの?」です。

<登場人物>

タクマ:お調子者だが、英語をしゃべれない。
外国人美女:日本に来ていて間もなく、英語しかしゃべれないが、積極的に日本人に疑問をたたきつける。
ボス:東京のどこかに出没すると言われているが、正体は謎につつまれている。

<あらすじ>

場所はいつもの渋谷。
比較的治安が良いと言われている日本では、
ランチに行くときは身軽に財布だけを持って出かけますよね。
しかし、海外ではちょっと違うみたいです。
今日もタクマはランチに出かけていました。

タクマくんです

「さてと、、、今日はペペでも食べにいこうかなー」

彼の名前はタクマ。大分県の田舎町出身で、シティに憧れを抱いている。

シブヤ、ランチ、ベンチャー、インターン、パスタ

田舎とは無縁な全てのキーワードにテンションが上がっている24歳だ。

タクマクンです

「一緒にペペ食べる?」

ダンシングベイビー

「ねえ」

これで撮影も4回目です

「食べようか♪」

HEY!

「Excuse me! It is dangerous if you have a wallet in your hand. Are you alright?」

タクマに話かけてくれて、本当にありがとう。
もう感謝の言葉しか浮かばない。

近くを通りかかった外国人女性が、
外で財布を持っていたら危ないと、財布を持って踊っているタクマに訴えかけている。

海外ではスリが多く、外で財布を裸で持って歩いたら襲われるかもしれない、そう気を遣って言ってくれたのだ。

ワオ

「俺たちがみんながおれたち♪、、、、ん」

タクマは、誰かが立っていることに気づかないくらい夢中だったようだ。

ちなみに、タクマの憧れは、ダイヤモンド☆ユカイさんだそうだ。
まだだだユカイさんの域には程遠いかもしれない。

普段も鈍感なタクマくんです

「へえっっっ」

外国人女性が立っていることに驚いたタクマ。

リアクションうまし

「、、、。」

絶妙なアジア顔

「、、、。」

ぶーんしゃからか

沈黙に耐えきれず、たまらず変な言動をしてしまうことは誰もが体験したことがあるはず。

タクマは思わず踊ってしまった。

やばいやばい

乱れるタクマ。

きたきた

そこへ、ランチ時に芋を片手に持った巨漢の男が近づく。

らぽっぽ

「Because we are PRO.」

なぜなら私たちは、プロだから。

たしかにそうかも知れない。
プロというのは、いつでもプライドがあり、
いつでもフェアなやり方をする。

お金を相手から取る、とすればビジネスという手段を使ってのみ。

そう言ったのは、いかにもボスのような巨漢の男だ。

サブリナさんの右顔だよ

「In Japan, I wonder if someone to be my professional exist,,,」

日本に、あなたが言うような、私のプロになってくれる人が居るか不安、、、

そう外国人女性は言った。

ボスがもったら

うまい棒にしかみえないです

このあとスタッフ一同で頂きました。

何も言わず、
ボスはとことん似合わない焼き芋を二つに折り、外国人女性と心を一つにした。

この微妙な顔

「あ、、ペペ食べに行きますか、、、!」

おいしい〜

ほんとだよね〜

まって

嗚呼

焼き芋で外国人女性の心をつかむボスはさすがプロだ。
二人は、今日もタクマを残し渋谷の街に消えて行った。

End.

<今日の使えるフレーズ>

今日のボスもシビれましたね。
さて、今日の使えるフレーズはコチラ↓↓
「Because we are PRO.」
「なぜなら私たちはプロだから。」

私達日本人は、度々プロを出します。
卑怯な手を使わず、真っ向から勝負する、
それが日本人の行動に結構現れているので
度々有効な表現だと思います。

(例)
外国人「Though it is a last-minute, why don’t you dive?」
(なぜ、ギリギリ間に合う時に飛び込まないのですか?)
日本人「Because I am PRO.」
(プロですので。)

ホームへの階段を上がった時に、電車が発車しようとなっていおり、無理矢理乗車して中の人に迷惑をかけてしまうシーンに出逢った方は沢山いらっしゃると思います。
プロは敢えて、見送ります。
なぜかというと、ギリギリの電車になってしまったのは、
どう言い訳しても自分が早く家を出なかったからなのです。
全世界には、そういう準備不足でギリギリになったことを反省し、
見送る素敵プロが沢山いらっしゃいます。
その中で果たして、自分だけが飛び込んでしまっていいのか。
そう、プロは、卑怯な手を使わず、正々堂々と上司から遅刻のお咎めを頂くのです。

<文法の学び>

今回から、「5文型」を教えていきます。
毎週見て頂くことで、5週間という猛烈スロースピードで5文型をマスターしてもらう内容となっています。

●まず「5文型」とは

大きく5つに分けた英文の構成のことです。
構成するものは、主語や述語などの様々な要素がありますが、
それが一定の決まりをもって、文章の中で配置され英文になるのです。
以後分かりやすいように記号で表記します。

この「5文型」を分かっているのと、分かっていないので、
英語の読みと英文の組み立てが全然変わります。
そして様々な文法が紐解くように分かるようになる、
重要なところなのです。

以後、「5文型」をつくる要素を、分かりやすいように記号で表記します。
S:主語
V:述語
C:補語(主語や目的語を補うもので、形容詞や名詞が当てはまる)
O:目的語(動詞に対して「何を?」にあたるもので、名詞が当てはまる)

●「5文型」の掟

①SV(SがVする)
②SVC(S=C)
③SVO(SはOをVする)
④SVO①O②(SはO①にO②をVする)
⑤SVOC(SはO=CをVする)

今回は①からいくと見せかけて、②SVC(S=C)からご説明します。

●②SVC(S=C)

ボスのセリフから、、、
「Because we are PRO.
この「we are PRO」の部分なのですが、
上記の記号に分解してみましょう。

We(S) are(V) PRO(C).

となります。
上記に、Cは、名詞か形容詞がくると書きました。
ここではPROは、名詞になります。

そうすると、掟では、
SVC(S=C)
なので、

「We」と「PRO」はイコール、
つまり「私はプロである」という訳し方になります。

他にも例を挙げておきます。

「He is crazy.」
He(S) is(V) cool(C).

「He」と「cool」はイコール、
つまり「彼はかっこいい」という訳し方になります。
この場合、crazyは形容詞になります。

もし形容詞についてよく分からない方は、
「性質や状態を表す言葉」で、
「い」で終わるのが特徴です。
例えば、「青い」「可愛い」「寒い」などです。

以上、②SVC(S=C)の説明でした。
次回は、「5文型」の①SV(SがVする)について、説明します。

それではまた来週!!!
Coming soon!

<次回のボスストーリーは、、、>

タクマが、公園で生卵を食べていたところを、外国人女性に目撃されます。
そして、「なぜ生卵を食べれるのか」と聞かれて困惑するタクマは、、、。

前回のブログ「路上喫煙をしない日本人編」はコチラ!!

<メンバー>

タクマ役:詫摩友彦
1989年大分県出身。
法政大学時東京大分間を自転車で横断。
大学卒業後番組制作会社入社。
脱サラ後世界一周×PRを実行するが一時中止。お米を選ぶ文化をつくる為に「ごはんのおとも」を立ち上げる。ローンチまで爆速中。ごはんおとものWebデザインを主に担当している。趣味はアウトドア(旅、自転車、山登り)。4月にアジア(タイ・インド)へ出発。
タクマさんのFacebookページはこちら!

外国人女性役:Sabrina Sayin
トルコ出身の24歳。日本のアニメが好きで、日本での生活を始める。現在は、モデル、タレントとして活動している。出演番組は、TBSテレビ『世界の日本人妻を見た!』、テレビ朝日『お願い!ランキング』、日本テレビ『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』等。
SabrinaさんのFacebookページはこちら!

ボス役:北山剛
1981年東京出身。
柔道をやり続けている傍ら、お菓子作りが趣味。人間は見た目じゃないを体現する32歳。とりあえず今回はボランティアなので楽しませて頂きました☆ありがとうございました。
ボスのFacebookページは、、、、不明です。

カメラマン:天川夏希
1990年千葉県出身。
明治学院大学英文学科卒業。現在、保育士資格を持つフォトグラファー。
人物写真を得意とし、都内を中心にフリーランスで活動中。
旅×写真団体「Photripper」のメンバーとして、写真のチカラで旅を応援する。南国が大好き。野外フェスが大好き。HAPPYなことが大好き。
天川カメラマンのFacebookページはこちら!

<ブログ概要>

このブログは、「外国人女性に英語で話しかけられる」様々なシチュエーションに、日本国民を代表してたくまが悩ませられるストーリーです。そこにボスが神出鬼没に現れ、悩めるたくまを救い出すというお決まりの流れです。読者の皆さんがイケてる英語の言い回しを覚えて、かつ英文法も学べる、毎週日曜日更新の新感覚な英語学習ブログです。

<あの風貌でなぜボスは英語がデキルのか?>

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この記事を書いた人
橋本 英治 ディレクター

九州の佐賀県出身。法政大学を卒業後、人材系ベンチャーに入社。現在は自身のプロジェクト「ごはんのおとも」を立ち上げつつ、School Withではボスストーリーのディレクターを務める。

東京ボスストーリーとは

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そこにボスが神出鬼没に現れ、悩めるたくまを救い出すというお決まりの流れです。
読者の皆さんがイケてる英語の言い回しを覚えて、かつ英文法も学べる、毎週更新の新感覚な英語学習ブログです。

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