2013/05/20(Mon) スタッフブログ
太田 英基

人生、二度目の起業。~最初の起業と違うこと、変わらないこと~

皆さん、はじめまして。School Withの代表をしている太田英基と申します。特技は口笛です。
School With Blogを開設したので、最初のブログを僕が書かせて頂くことになりました。
今回は何について書こうかなぁと思っていたのですが、タイトルの通り、『二度目の起業』をテーマに書きます。

実は今回、起業するのは二度目になります。
一度目は、当時20歳の時に仲間と一緒に起ち上げた株式会社オーシャナイズでした。

株式会社オーシャナイズは、
大学生向けにコピー用紙のウラ面に広告を入れることで、
無料でコピーができるようになる『タダコピ』を主事業として展開している企業です。
僕は取締役として参画し、気づけば創業前から数えると丸5年ぐらい尽力していました。

色々とキッカケがあり、
2010年にオーシャナイズを卒業し、その後はサムライバックパッカーとして世界一周へ。
約2年間で50ヶ国を旅しました。

mohideki

ただ、旅していたわけではなく、色々していました(雑
バックパッカーでありつつも、イスラエルの起業家ピッチコンテストに訪問してみたり、
ロンドンのソーシャルリクルーティング業界交流会に参加してみたり、
シンガポールのスタートアップのインキュベーションセンターに遊びにいってみたり。

そんな日々を過ごしながら旅をしていました。

2012年の夏に帰国し、
講演やら執筆などを行いつつ、次の一手を何にするかを考えていました。

色々と面白そうなオファーを頂いたり、他にもやりたいことは沢山浮かんだのですが、
結局、僕はSchool Withを起ち上げることに決めました。

理由は、大きく挙げれば以下5点。

(1)3年間、ずっと掲げてきた「若者のグローバル志向の底上げ」という軸の延長線上にあること。
(2)旅を楽しむにも、世界を舞台に働くにも、英語力は避けては通れないものだから。
(3)自身が出した『フィリピン「超」格安英語留学』を読んで、フィリピン留学に飛び立った人が多数いるのに、彼らが学校選びでミスマッチを起こしている現状を解決したいから。
(4)他の選択肢は僕でなくとも出来る人がいるが、School Withは自分がやるのが最適最速だから。
(5)僕自身が世界を舞台に生きていく上で、グローバルな事業を創りたいと思っていたから。

他にも色々とあったりするのですが上記かなと。

そういうわけで、結局僕は人生で二度目の起業をすることに決めました。

では、一度目の起業と何が違うのか?

(1)今回は代表であるということ。
→オーシャナイズの時は取締役としての起業でしたが、今回は代表です。

(2)経験があること。
→オーシャナイズの時は、当時学生だったこともあり、知識も実務経験はほぼゼロ状態でした。
そのために、契約書の作成はもちろん意味不明でしたし、そもそも今では笑い話ですが、
当時の代表は法人登記に警察署に相談にいくというアレでした。
金無し、コネ無し、知識無し、経験無し、そんな僕らが創ったのがタダコピでした。
一応、僕自身も経営陣として各種経験や、広告営業や企画・マーケティングなどの実務を積んできているので、
やはり当時と今では大きく異なります。

(3)繋がりがあること。
→これも上に同じですが、当時大学生だった自分は全く人の繋がりもありませんでした。
社会人の知り合いなんて、親戚のおじさんとかぐらいで、ましてやビジネスマンとなるとほぼゼロでした。
そんな僕みたいな未熟野郎でも面倒をみて頂いたり、可愛がって頂いたり、多くの諸先輩方がいて、
少しずつ繋がりが広がっていきました。
また、起業時の当時、同年代の友人は皆、学生でしたが今は立派な社会人として各界で活躍しています。
当時と今ではこれも大きく異なる点だなぁと思います。

(4)WEBサービスであること。
→タダコピは広告メディアでしたが、当時は思いっきりアナログでした。
今ではスマホアプリなども展開しているようですが、
それは僕が卒業した後の話ですので、僕自身はWEBサービスの運用経験は基本的には無いです。
ただ、インターネット大好きだったのでユーザーレベルでは色んなサービスを使ったり、
ネットゲーム廃人経験があったり、ブロガー歴12年だったりと、
HTMLしか書けないですが、ゼロよりはマシということで、
なんとか一緒にSchool Withをつくっているエンジニアの仲間に指導を受けながら奮闘しています。

(5)グローバルを意識したサービスであること。
→School Withは、グローバルを意識しています。
現在はフィリピンにフォーカスしていますが、
タイミングをみてアメリカ・カナダ・オーストラリア等への展開をする予定ですし、
日本人ユーザーだけでなく、韓国人ユーザーにも対応していくつもりです。
その先にも様々な展望を考えているのですが、世界中の人に使ってもらえるようなプラットフォームを目指します。

では、一度目の起業と何が変わらないのか?

(1)情熱
→あたらしい何かを創るのに挑戦するとき、最も大切なモノのひとつが情熱です。
自分自身が本当に世の中に必要だと確信しているサービスを、価値を、
それらを実現したいという情熱こそが原動力となります。
というよりも、情熱を持てないことに人生の貴重な時間を費やすこと。僕は単純にイヤです。
いつ自分のカラダがどうなって、死ぬかもわからない人生、情熱を持てることをやる。
これは一度目の起業の時にも同じ事が言えたと思います。

(2)覚悟
→何が何でも実現してやるんだ!という覚悟。これは情熱と同じぐらい大切なことです。
覚悟が無い人間は、責任を持てない。
責任を持てない人間は、権限を持つべきではない。
僕は起業するのに必要なのは、『情熱と覚悟』と思い続けてきました。
最悪、事業が上手くいかなくとも、新宿中央公園で寝泊まりしながら頑張るんだという気持ちで挑みます。
一度目の起業の時にも、よく仲間と話していました。「失敗しても死ぬわけじゃない」と。
※ただ、この覚悟にはいくつかのフェーズがあります。

(3)お金
→ありません。残念ながら、昔も今も、僕には十分なお金がありません。
別に浪費家ではないです。むしろ、物欲が無いと言われます。
貯めていたお金は全て、世界一周で使い果たしたのであります。
School Withは初期投資が大きく必要な事業ではありませんので、
今は僕らスタッフが生きていけるだけの収入だけ確保できれば、まずは良し。
しかし、大きなことを仕掛けるには資金も必要なので動いていきます。

(4)仲間
→School Withも、オーシャナイズも、素晴らしい仲間と一緒に活動しています(していました)。
素晴らしい仲間と共に、社会が必要とする最高のサービスを創り上げていくこと。
僕はそういうことが、最高に好きなんです。
※ちなみにSchool Withでは週3以上コミットしてくれるPHPエンジニアを絶賛募集中です。
 ご興味ある方はコチラからお気軽にご連絡下さい。

起業とは、会社をつくることか?

School Withは、まだ法人格を取得していません。任意団体です。
世間一般的にいうと、「それ、起業してないやん。」ってことになりますが、
決して、「起業」が会社を設立することだけを意味しているとは思いません。
会社をつくるだけなら、ちょっとお金を払えば誰にでもできます。

僕の中で「起業」とは、「事業を起こす」という解釈です。
School Withは、既に4月よりサービスを開始しています。
ユーザーも口コミも日々増えています。
まだとても小さくはありますが、僕らは既に「起業」しています。
しっかりと成長させて、社会に役立てていきます。

…とはいえ、法人格が無いとできないことも色々ありますので、夏までには法人化する予定です。

色々とつらつらと長文を書いてしまいましたが、
これからSchool Withに関することや、
創業物語などをアップしていこうと思っているので、宜しければRSS購読や、お気に入り登録して貰えたら嬉しいです。

これからもSchool Withを応援宜しくお願い致します。

太田 英基
@mohideki
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この記事を書いた人
太田 英基 代表取締役CEO

株式会社スクールウィズ代表取締役 1985年生まれ。東北の温泉街出身。株式会社オーシャナイズ創業メンバー。広告事業「タダコピ」を手掛ける。丸5年働いた後、会社を辞めて世界一周へ。「若者のグローバル志向の底上げ」を使命としたサムライバックパッカープロジェクトを立ち上げ、スポンサーやタイアップメディアを獲得。フィリピンでの英語留学3ヶ月間を経験した後、約2年間、50ヶ国を旅しながら、現地のビジネスマンを中心とした様々な人たち1,000人以上と交流をする。

School Withとは

School With (スクールウィズ) は海外留学・語学留学の口コミ情報サイトです。

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